ブルガリア産業部門の今年の設備投資は昨年と比べて20%減少する見通しであることが、国家統計局(NSI)が国内の企業を対象に実施した調査の結果から明らかになった。
\NSIの調査に参加した企業は、国内産業の売上高の9割を占める。調査結果によると、設備投資に占める割合が最も大きいのはエネルギー・公益部門で44%、中間財製造部門が27.3%で続き、食品製造部門が10.9%だった。
\2012年の設備投資は、今年より17.4%増加する見通しだ。投資の内容は、既存設備のアップグレードが34.6%、生産能力の拡大が27.9%、既存設備の更新が24.4%だった。なお、12年に設備投資を行う予定はないと答えた企業は、全体のうち43%に上った。
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