ブルガリアの医薬品大手ソファーマが28日、ワルシャワ証券取引所(WSE)に上場し、9,320万ドルの資金を調達した。同社株はソフィア証取でも取引されており、複数証取に上場するブルガリア企業としては、不動産投資信託のインターキャピタル・プロパティ・ディベロップメントに次いで2番目となる。
\ポーランド・メディアの報道によると、ドネフ最高経営責任者(CEO)はワルシャワで会見し、利益の60%以上を配当に振り向ける計画を明らかにした。また、今年の業績が昨年の過去最高益を上回る見通しを示した。
\WSEへの上場を計画している他のブルガリア企業には、金融・産業グループのユーロホールド、カーバッテリーメーカーのモンバット、エンジニアリングのエネモマ、鉱業のカオリンがある。
\WSEは欧州新興国の証券市場として、ロシアとトルコに次いで3番目の規模を誇る。新規株式公開(IPO)も盛んで、上場企業550社のうち45社が外国企業だ。
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