2011/12/7

ポーランド

ポーランド高速A2号線、ドイツ国境区間が開通

この記事の要約

ポーランド西部ヴィエルコポルスカ県ノヴィ・トミシルからドイツ国境を結ぶ高速道路A2号線の新区間(約105キロメートル)が11月30日開通した。これにより東西の最重要幹線となるA2号線の開通区間は360キロメートルに伸張。 […]

ポーランド西部ヴィエルコポルスカ県ノヴィ・トミシルからドイツ国境を結ぶ高速道路A2号線の新区間(約105キロメートル)が11月30日開通した。これにより東西の最重要幹線となるA2号線の開通区間は360キロメートルに伸張。ドイツ国境からワルシャワを結ぶ区間のうち工事中なのはウッジ-ワルシャワ間の92キロを残すのみとなった。同区間はサッカー欧州選手権(ユーロ2012)が開幕する夏までの完工が見込まれている。

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今回の新区間開通で、ベルリン-ポズナニ間の移動時間が大幅に短縮する。また、新区間については、今年の5月21日まで高速料金の徴収が免除される。

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開通式典に出席したコモロフスキ大統領は「西欧との行き来を容易にするというポーランドの夢の実現に近づいた」と演説した。

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A2号線はドイツ国境に接するシュフィエツコからポズナニ、ウッジ、ワルシャワを通り、ベラルーシ国境に接するテレスポルに伸びる東西幹線道路として計画されている。全区間が開通すると、その総延長は610キロに達する。

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