2011/12/21

ロシア

シーメンスがロシア国鉄から高速鉄道受注

この記事の要約

電機大手のシーメンスは19日、ロシア国鉄(RZD)から高速鉄道8編成を受注したと発表した。取引価格は6億ユーロで、30年間の保守サービスも含まれる。受注した車両はドイツの高速鉄道ICE 3をベースに開発したもので、Sap […]

電機大手のシーメンスは19日、ロシア国鉄(RZD)から高速鉄道8編成を受注したと発表した。取引価格は6億ユーロで、30年間の保守サービスも含まれる。受注した車両はドイツの高速鉄道ICE 3をベースに開発したもので、Sapsan(はやぶさの意)と命名される。ロシアの事情に合わせて外気温がマイナス40度でも走行できるほか、横幅も広い。最高速度は時速250キロ。

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シーメンスは2009年にも高速鉄道8編成をRZDに納入した実績がある。この車両は現在、モスクワとサンクトペテルブルク、ニージニー・ノブゴロドの区間で運行。保守点検はサンクトペテルブルクにあるシーメンスの工場で行っている。同社によると、RZDからの受注額は過去5年間で計50億ユーロを超えたという。

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シーメンスは同日、ロシアの国営天然ガス大手ガスプロムと戦略提携したことも明らかにした。ガスプロムのエネルギープロジェクト向けに物流インフラなどを供給する。医療機器や自動化機器の分野でも協力する計画という。

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