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2012/2/22

ポーランド

ポーランドとリトアニア、共同でパイプライン敷設へ

この記事の要約

ポーランドのガス輸送大手ガス・システムとリトアニアの同業Lietuvos Dujos ABが、天然ガスパイプラインの敷設事業で提携するもようだ。ポーランド現地紙『ワルシャワ・ヴォイス』が13日報じた。両国間に年間輸送能力 […]

ポーランドのガス輸送大手ガス・システムとリトアニアの同業Lietuvos Dujos ABが、天然ガスパイプラインの敷設事業で提携するもようだ。ポーランド現地紙『ワルシャワ・ヴォイス』が13日報じた。両国間に年間輸送能力68億立方メートル、総延長562kmのパイプラインを敷設する計画で、投資総額は4億7,100万ユーロを見込んでいるという。

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同事業は、レンベルシュツズナ(ポーランド)とヴィルニウス(リトアニア)近郊のガス圧縮ステーションをパイプラインで結び、両国間における天然ガスの安定供給を確保するのが目的。ガス圧縮ステーションや測定ステーション、減圧ポイントについては新たに設置、あるいは既存設備を増強することを計画している。

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両社はすでに2010年から交渉を開始。欧州委員会から事業化(フィージビリティ)調査などで資金支援を受けてきた。

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