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2012/2/22

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

印タタ、トルコ発電市場に参入へ

この記事の要約

タタ自動車などを傘下に持つインド最大のコングロマリットであるタタ・グループが、トルコで発電事業を展開することを計画している。インドの現地紙『サバ』がこのほど報じた。タタ・グループの電力事業会社であるタタパワーは、発電能力 […]

タタ自動車などを傘下に持つインド最大のコングロマリットであるタタ・グループが、トルコで発電事業を展開することを計画している。インドの現地紙『サバ』がこのほど報じた。タタ・グループの電力事業会社であるタタパワーは、発電能力を現在の3,790メガワット(MW)から1万MWに拡大することを計画しており、トルコ進出はその一環という。

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タタパワーは発電、配電、送電事業を展開しており、現在、中東や東南アジア、アフリカで投資先を探している。トルコのほか、スリランカやバングラディシュ、ネパール、ブータンなどの電力市場に参入することを計画している。

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なお、昨年末にはインドのアディティア・ビルラ・グループがトルコのアダナ県にレーヨンステープル工場(VSF)を建設する計画(投資規模5億ドル)を発表している。トルコは欧州市場への入口とされ、インド企業のトルコ進出が加速している。

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