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2012/3/21

ハンガリー

2月インフレ率、5.9%に上昇

この記事の要約

ハンガリー中央統計局(KSH)が13日発表した2月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比5.9%で、1月の5.5%を大幅に上回った。季節調整後のコアインフレ率(食品、燃料を除く)も5.4%と、前月の4.9%から急上 […]

ハンガリー中央統計局(KSH)が13日発表した2月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比5.9%で、1月の5.5%を大幅に上回った。季節調整後のコアインフレ率(食品、燃料を除く)も5.4%と、前月の4.9%から急上昇した。

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食品価格は1年前に比べ6.0%上昇。特にマーガリン(26.1%)、卵(23.1%)、砂糖(19.0%)の値上がりが激しかった。生鮮野菜など季節食品は13.8%低下し、小麦粉(5.4%)や食用油(3.0%)も安くなった。自動車燃料(17.6%)、医薬品(5.5%)も価格が大幅に上昇した。

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欧州統計局ユーロスタットによると、統一消費者物価指数(HCPI)に基づくハンガリーの1月インフレ率は5.6%で、EU加盟27カ国の中で最も高かった。

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