ポーランド中央統計局が15日発表した4月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比4%となり、3月の3.9%を小幅ながら上回った。国立銀行が上限目標とする2.5%を超えるのは19カ月連続。
\バンク・ザホドニWBKはインフレ率上昇について、4月のガス料金改定や燃料価格の急上昇(前月比1.2%増)で、エネルギー価格が全体として前月より1.3%上がったことが理由と分析している。食料品価格の上昇も拍車をかけた。
\ポーランド国立銀行は9日、インフレ抑制を目的として、政策金利を0.25ポイント増の4.75%に引き上げたばかりだ。
\経済省は5月のCPIが前年同月比で3.8%増となり、再び4%を切ると予測している。
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