ウクライナの電力輸出が2012年1~7月に53億2,000万キロワット時となり、前年同期から73.1%拡大したことが明らかになった。14日付けのインタファクス通信が、エネルギー・石炭産業省の統計を引用して報じた。
\12年1~7月のウクライナのブルシチンスク火力発電所からハンガリー、スロバキア、ルーマニアの3カ国への電力輸出は前年比31.1%増の22億1,000万キロワット時に増加した。また、今年3月から再開したポーランドへの輸出は5億2,690万キロワット時だった。また、ベラルーシへは前年同期の倍となる211億キロワット時を、モルドバへは56.4%増の4億7,160万キロワット時をそれぞれ輸出した。
\ウクライナの電力輸出は2011年に64億3,300万キロワット時となり、前年から52.5%拡大した。企業別輸出実績は、DTEKが50億9,000万キロワット時、Ukrinterenergoが13億4,000万キロワット時だった。
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