2012/9/26

CIS諸国

農機生産を優先課題に、ベラルーシとウクライナ

この記事の要約

ベラルーシとウクライナはこのほど、両国間提携において農業機械の生産が最優先課題であることを確認した。ベラルーシ国営のベルタ通信が19日、在ウクライナ・ベラルーシ大使館の情報として伝えた。\ ベラルーシのディミトリ・カテリ […]

ベラルーシとウクライナはこのほど、両国間提携において農業機械の生産が最優先課題であることを確認した。ベラルーシ国営のベルタ通信が19日、在ウクライナ・ベラルーシ大使館の情報として伝えた。

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ベラルーシのディミトリ・カテリニッチ工業相はミンスクを訪問し、ウクライナのピョートル・ポロシェンコ経済発展・通商相と会談。2003年6月にミンスクで署名された「生産・科学技術分野における提携合意書」および合意の一環として両国企業から調達する製品リストを修正することを取り決めた。

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カテリニッチ工業相率いる訪問団は、ベラルーシ産の農機を販売するウクライナ業者と意見交換した。通商・経済面での協力、ベラルーシの対ウクライナ輸出拡大の方策などが議題となった。

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訪問団には機械メーカーのMTZ、ゴムセリマシ、リトセリマシ(Lidselmash)やリース業のプロムアグロリージング(Promagroleasing).などの代表が参加した。

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ウクライナはベラルーシの重要な取引先の一つ。2011年の貿易額は60億米ドルを超えて過去最高を記録した。貿易黒字は21億2,200万ドルだった。今年も取引は増加しており1―7月期の貿易額は前年同期比40%増の44億ドル、貿易黒字は20億ドルに達した。

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