2012/10/10

ポーランド

「ブルーガス」プログラムが始動・シェールガス開発技術の研究を後押し

この記事の要約

ポーランドでこのほど、シェールガスの開発技術の発展に向けたプログラム「ブルーガス」が始動した。総額10億ズロチを投じ、シェールガスの開発に役立つ独創的な技術の研究開発プロジェクトを支援する。\ ブルーガスは、国有財産省、 […]

ポーランドでこのほど、シェールガスの開発技術の発展に向けたプログラム「ブルーガス」が始動した。総額10億ズロチを投じ、シェールガスの開発に役立つ独創的な技術の研究開発プロジェクトを支援する。

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ブルーガスは、国有財産省、国立研究開発センター(NCBiR)、産業開発庁(ARP)が主導するプログラム。政府が5億ズロチを出資するほか、民間から5億ズロチを集め、コンペ形式で選出された研究開発プロジェクトに助成金を交付する。ブヅァノフスキ国有財産相は、「シェールガスの開発は、ポーランドがエネルギー自立できるチャンスだ」と語り、プログラムへの期待感を示した。

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1日付けの『ワルシャワ・ビジネス・ジャーナル』紙によると、ブルーガスの助成プログラムにはポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)がすでに申請の意向を表明しており、PGE、KGHM、エネア、タウロン、ロトスなどの大手エネルギー関連企業も関心を示している。NCBiRの広報によると、ブルーガスの第1回コンペのエントリー期限は11月22日で、来年第1四半期中に助成を受けるプロジェクトを決定するという。(1PLN=24.91JPY)

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