2012/10/31

ポーランド

「原子力計画の延期はない」=トゥスク首相

この記事の要約

ポーランドのトゥスク首相は25日、原子力発電プロジェクトを推進する従来の計画に変更がないことを確認した。エネルギー源の多様化を目指すのは国の政策であり、シェールガス開発を優先させて原子力計画を延期することはないと話した。 […]

ポーランドのトゥスク首相は25日、原子力発電プロジェクトを推進する従来の計画に変更がないことを確認した。エネルギー源の多様化を目指すのは国の政策であり、シェールガス開発を優先させて原子力計画を延期することはないと話した。

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今回の発言は、国営エネルギー会社PGEのクジュシュトフ・キリアン最高経営責任者(CEO)が24日、「両プロジェクトを同時に実施することは無理」との見方を示したことを受けたもの。トゥスク首相は、「企業が計画実行に向けて資金調達の可能性を検討するのは当然」とした上で、「国営企業は政府の方針を実行することになる」と話した。

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現地証券新聞『パルキエト』による調査によると、アナリストらは、シェールガスの正確な埋蔵量が判明し、採算性が確定するまで、両プロジェクトを同時進行すべきと考えている。

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