ポーランド石油大手のPKNオルレンは25日、2012年7-9月期の連結営業利益が10億ズロチ(LIFOベース)となり、前年同期に比べて7億7,400万ズロチ増加したと発表した。石油精製の利ザヤが拡大したことや、ウラル・ブレント原油の価格差が広がったことなどが好決算につながった。売上高は前年同期から10%増加し、317億ズロチの過去最高を記録した。
\国内での消費縮小や、石油化学事業における設備の定期保守点検作業があったにも関わらず、グループの販売量は960万トンと前年同期の水準を維持した。石油生産量も740万トンと前年同期並みとなった。
\有利子債務は前年に比べて34億ズロチ減の59億ズロチに低下、財務レバレッジは25%だった。
\(1PLN=25.01JPY)
\