経営再建に取り組むエストニア航空が20日、事業規模縮小で就航便数が大幅に減少するのに伴い、従業員も大幅に削減する計画を明らかにした。現在の318人から、管理部門およびオペレーション部門合わせて146人削減する。
\新しい事業体制では、就航地を安定した顧客需要があるストックホルム、コペンハーゲン、オスロ、トロンドハイム、アムステルダム、ブリュッセル、モスクワ、サンクトペテルスブルク、キエフ、ヴィルニウスの10都市に絞り、5機で運行する。他の都市への就航は徐々に廃止されるが、タリン=パリ便は乗客需要の大きい夏の旅行シーズン限定で就航する計画。新体制の従業員数は管理部門が72人、オペレーション部門が100人となる予定だ。
\エストニア航空は事業体制の大幅縮小により航空安全性に影響が及ばないよう万全策をとるため、同国の民間航空局(CAA)と密接に連携しているという。
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