2012/12/5

チェコ・スロバキア

チェコ企業の国外M&A、エネルギー・食品分野が人気

この記事の要約

会計監査・コンサルティング大手TPAホーワスがこのほどまとめたチェコ企業の国外での買収・合併(M&A)動向の調査結果によると、取引が多い分野はエネルギーと食品、投資先として人気が高い国はスロバキアとドイツだった […]

会計監査・コンサルティング大手TPAホーワスがこのほどまとめたチェコ企業の国外での買収・合併(M&A)動向の調査結果によると、取引が多い分野はエネルギーと食品、投資先として人気が高い国はスロバキアとドイツだった。

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TPAホーワスによると、2005年~12年上半期にチェコ企業が国外で行ったM&Aは95件で、取引の平均額は4,100万ユーロだった。TPAホーワスのパートナー、メセンスキー氏は、「チェコの大企業の大半は、株式の取得を通じて外国市場に参入する」と説明する。

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中東欧のの件数はチェコとポーランドが突出しており、同地域M&A活動の70%はチェコ、ポーランド、ルーマニア、ハンガリーの4カ国に集中している。投資先として人気が高い分野は銀行、保険、機械、鉄鋼、食品が挙げられている。

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TPAホーワスはオーストリア、ブルガリア、クロアチア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、セルビア、スロバキア、スロベニアに合計25カ所の拠点を持つ中東欧有数のコンサルティング会社。

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