2013/1/9

バルト三国

リトアニア港湾開発に3250万ユーロ融資=EBRD

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は3日、リトアニアのクライペダ港開発に3,250万ユーロを融資すると発表した。コンテナ処理能力を強化することで、バルト海・ロシア・ベラルーシ・ウクライナ方面のハブ港としての機能を持たせる狙い。 […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は3日、リトアニアのクライペダ港開発に3,250万ユーロを融資すると発表した。コンテナ処理能力を強化することで、バルト海・ロシア・ベラルーシ・ウクライナ方面のハブ港としての機能を持たせる狙い。これにより、フィーダー輸送が減少し、二酸化炭素(CO2)排出量を年間5万トン削減できる見込みだ。

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オランダのコンテナ港運営会社ターミナル・インベストメント傘下のクライイペダ・スメルテに資金を提供する。資金はコンテナ用クレーン・処理設備の購入や港湾拡張に充てられる。スウェーデン銀行大手のSEBもEBRDと同じく3,250万ユーロを融資する。

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クライペダは冬も氷結しないバルト海最北の深水港だ。海運・陸運インフラが整い、現在でもリトアニア最大の積替え基地として重要な位置を占める。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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