2013/1/16

総合・マクロ

伊保険大手ゼネラリ、中東欧合弁会社の持分取得へ

この記事の要約

伊保険最大手ゼネラリは8日、オランダに本拠を置く国際金融グループPPFとの合弁会社で、中東欧で保険事業を展開するゼネラリPPFホールディング(GPH)について、PPFの持ち分49%を25億ユーロで取得することで合意したと […]

伊保険最大手ゼネラリは8日、オランダに本拠を置く国際金融グループPPFとの合弁会社で、中東欧で保険事業を展開するゼネラリPPFホールディング(GPH)について、PPFの持ち分49%を25億ユーロで取得することで合意したと発表した。

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声明によると、ゼネラリは49%の約半分を3月28日までに12億9,000万ユーロで、残りを2014年末までに取得する。GPHはゼネラリとPPFが中東欧の保険資産を統合する形で2007年に設立された。中東欧14カ国で事業を展開し、顧客数は1,300万件、資産規模は150億ユーロに上る。

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欧州で多くの国が金融危機に苦しむなか、底堅い成長を続る中東欧地域はゼネラリにとってイタリア、フランス、ドイツに次いで4番目に重要は市場となっている。グレコ最高経営責任者(CEO)は「今回の取引によって我が社の中東欧での発展戦略における不確定要素が全て取り除かれる」とコメントした。

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