チェコ政府は、たばことアルコールに対する規制を強化する法案の策定を進めている。若年層を喫煙や飲酒の害から保護するのが目的で、飲食店での喫煙を屋外席を除いて全面的に禁止するほか、たばことアルコールの自販機や露天での販売も禁止する。ヘゲル保健相が8日、記者団に明らかにした。
\法案には、たばこあるいはアルコールを18才以下の若者に販売した場合は100万コルナ、15才以下の若者に販売した場合は200万ユーロの罰金を課すことや、飲食店にアルコール飲料より低価格のノンアルコール飲料を1種類以上提供することを義務付ける、クラブや喫煙ができる空港ラウンジへの18歳位かの若者の入場を禁止することなどが盛り込まれている。
\上院保健委員会の委員長を務める与党市民民主党（ODS）のシュタストニー議員によると、上院（定数200）では101人の議員が法案を支持すると表明しており、法案が成立する可能性は高いという。
\（1CZJ＝4.63JPY）
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