2013/2/6

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

米国の後発薬メーカー、ルーマニア同業を買収

この記事の要約

米国後発医薬品メーカーのアルボジェンはこのほど、投資ファンドのアドベント・インターナショナルから昨年12月付でルーマニアの同業ラボメッド・ファーマシューティカルズ(Labormed Pharmaceuticals)を買収 […]

米国後発医薬品メーカーのアルボジェンはこのほど、投資ファンドのアドベント・インターナショナルから昨年12月付でルーマニアの同業ラボメッド・ファーマシューティカルズ(Labormed Pharmaceuticals)を買収したと発表した。世界の後発医薬品市場での地位強化を目指す事業戦略の一環で、ラボメッドを足がかりに中東欧事業を展開する方針だ。取引額は明らかにされていない。

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アルボジェンによると、ラボメッドは循環器系・神経性疾患治療薬や一般用医薬品(OTC薬)に強く、抗がん剤など医療機関向け製品を主力とするアルボジェンの事業との補完性が高い。東欧の重要市場に近い地の利もある。

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アルボジェンは世界25カ国で事業を展開する。昨年10月には韓国の槿華製薬の過半数株を取得している。

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ラボメッドはルーマニア後発医薬品メーカーの最大手。アドベント・インターナショナルが2008年に同社を買収した時の取引額は1億2,000万ユーロ強だった。

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