2013/2/6

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリア景況感、1月は3.2ポイント低下

この記事の要約

ブルガリア国家統計局が発表した2013年1月の景況感指数は、総合指数が12年12月から3.2ポイント低下した。小売業で景況感の悪化が目立った。\ 業種別で見ると、製造業は前月比で1.9ポイント低下した。ただ、今後3~6カ […]

ブルガリア国家統計局が発表した2013年1月の景況感指数は、総合指数が12年12月から3.2ポイント低下した。小売業で景況感の悪化が目立った。

\

業種別で見ると、製造業は前月比で1.9ポイント低下した。ただ、今後3~6カ月の見通しについては、経済情勢の不透明さや個人消費の低迷などの懸念材料があるとしながらも、楽観的な見方を示す声が多数を占めた。建設業の景況感は前月からほぼ横ばいとなり、今後3~6カ月については、新規受注の拡大が期待できるという見方が増加している。小売業の景況感は前月から12.2%と大きく低下した。不安定な経済情勢と内需不足を不安材料として挙げる声が最も多く、今後の先行きについても悲観的な見方が目立った。サービス業は前月からほぼ横ばいで、先行きについてはサービスに対する需要は拡大するとして、楽観的な見通しが大勢を占めた。

\