2013/2/6

バルト三国

フィンランド塗料大手、エストニア事業強化

この記事の要約

フィンランドの産業用コーティング材大手のテクノス・グループは、エストニアの化学会社ケミフローラの塗料・コーティング材事業を買収した。ケミフローラは同事業を子会社ケミフローラ・カウバンドゥスとして分離済みで、エストニア独占 […]

フィンランドの産業用コーティング材大手のテクノス・グループは、エストニアの化学会社ケミフローラの塗料・コーティング材事業を買収した。ケミフローラは同事業を子会社ケミフローラ・カウバンドゥスとして分離済みで、エストニア独占禁止当局の承認を経て今月半ばの手続き完了を見込む。

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ケミフローラは長年にわたり産業・建築用コーティング材の輸入業者としてテクノスと事業提携してきた。同事業の年間売上規模は500万ユーロに上る。テクノスは今回の買収により、同社の主力商品である湿性塗料、金属加工業向けパウダーコーティング材、産業木材コーティング材を中心にエストニア事業を強化する。

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テクノスの2011年売上高は2億5,000万ユーロで、従業員数約1,000人。欧州市場の有力メーカーでスウェーデン、デンマーク、ドイツ、ポーランド、ロシア、中国にも生産拠点を構える。

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