ハンガリー最大手銀行OTPバンクがこのほど発表した2012年10-12月期決算(国際会計基準:IFRS)の最終損益は261億フォリントの黒字で、前年同期の258億フォリントの赤字から回復した。前年同期と異なり多額の特別損失を計上しなかったことが大きい。営業利益は1.7%増の1,096億フォリントだった。
\収入は2,149億フォリントで、1.6%減少した。手数料収入は5.1%増の386億フォリントに拡大したものの、主軸の金利収入が1.8%減の1,690億フォリントに後退。手数料収入以外の非金利収入も2.5%減の833億フォリントに落ち込んだ。
\12年通期の最終利益は前期比46%増の1,226億フォリントだった。(100HUF=39.87JPY)
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