2013/3/27

チェコ・スロバキア

シュコダ、モデルの方向性を拡大

この記事の要約

独フォルクスワーゲンのチェコ子会社シュコダ自動車は、従来の機能性や日常性、割安感を重視したモデルだけではなく、SUVのようなドライバーの感動に訴えるようなモデルにも注力していく方針だ。19日付けの独業界紙『オートモビルボ […]

独フォルクスワーゲンのチェコ子会社シュコダ自動車は、従来の機能性や日常性、割安感を重視したモデルだけではなく、SUVのようなドライバーの感動に訴えるようなモデルにも注力していく方針だ。19日付けの独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版)が報じた。

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シュコダのヴェルナー・アイヒホルン取締役(販売・マーケティング担当)によると、同社では将来の顧客がシュコダ車に対して持つ期待感が現在よりも一段階大きなものになると予想している。このため、コンパクトSUV「イエティ」の上位モデルとしてVWの新型プラットフォーム「MQB」を使用したSUVを計画しているという。ただし、現時点ではカブリオレを発売する計画はないとした。

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販売地域も広げる計画。すでに事業基盤のできているロシア、インド、中国に加え、今後はトルコでの販売も強化する。同国では「オクタビア」「ラピッド」のセダン2モデルに注力する計画。また、トルコを足掛かりに、アルジェリア、中央アフリカ地域に進出することも視野に入れているという。

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シュコダは2018年までに販売規模を現在の93万9,000台から150万台以上に引き上げることを目指している。

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