チェコトップ100企業協会(Sdruzeni)は14日、チェコ大手輸出企業50社の12年の輸出額が前年比16%増の1兆430億コルナとなり、初めて1兆コルナの大台を突破したと発表した。昨年の伸び率(8%)を大きく上回る好調さだった。
\1位は今回もシュコダ自動車で、輸出額を前年比4.5%増の2,407億コルナに伸ばした。独エネルギー大手RWEのチェコ子会社は1,350億コルナと58.8%も増加し、IT・電子機器製造の鴻海精密(フォックスコン・チェコ)を抜いて2位に浮上した。鴻海は3%増の1,040億コルナだった。
\3位以下にはアグロフェルト(農業・食品・化学)、スイス系のアルピク・エナジー、トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル・チェコ(TPCA)、ユニペトロル(石油化学)、パナソニックAVC、モラビア・スチール、アルセロール・ミタル・オストラバが入った。上位10社の輸出額は合計で15.7%増の7,600億コルナに増加した。(1CZK=4.98JPY)
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