2013/10/9

総合・マクロ

欧州失業率高止まり、8月は10.9%に

この記事の要約

欧州連合(EU)の欧州統計局(ユーロスタット)が1日発表した8月のEU失業率(速報値)は季節調整ベースで10.9%となり、前月と同じ水準となった。前年同月比では0.3ポイント悪化した。ユーロ圏も前月並みの12%。前年同月 […]

欧州連合(EU)の欧州統計局(ユーロスタット)が1日発表した8月のEU失業率(速報値)は季節調整ベースで10.9%となり、前月と同じ水準となった。前年同月比では0.3ポイント悪化した。ユーロ圏も前月並みの12%。前年同月比では0.5ポイント上昇した。

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中東欧11カ国をみると、ブルガリア、ルーマニア、スロベニアが前年同月から悪化、ポーランドは同じ水準だった。残る7カ国は改善した(表参照)。

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国別の失業率はチェコが最も低く6.9%だった。ルーマニアが7.5%でこれに続いた。エストニア(7月)は7.9%で前年同月から2.2ポイントも改善した。

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ハンガリー(7月)は10.2%、ポーランドは10.3%。スロベニアは10.4%で前年同月から0.9ポイント悪化した。

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ラトビア(第2四半期)は11.4%とまだ高率だが、前年同期と比べると4.2ポイント低下し、EU内で最大の下げ幅を記録した。

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一方、リトアニアは12.3%で1年前より0.8ポイント改善したが、6月以来、3カ月連続で上昇が続いている。

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ブルガリアは13%、スロバキアは14%、7月新加盟のクロアチアは16.9%だった。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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