2013/10/9

CIS諸国

トルクメニスタン、観光開発に注力

この記事の要約

トルクメニスタンが観光開発に力を入れている。天然ガスなど資源輸出に依存する経済構造から脱却して産業を多様化する戦略の一環で、観光産業を新たな外貨獲得源の柱として育てる考えだ。\ 政府は2011年、「2011~20年の観光 […]

トルクメニスタンが観光開発に力を入れている。天然ガスなど資源輸出に依存する経済構造から脱却して産業を多様化する戦略の一環で、観光産業を新たな外貨獲得源の柱として育てる考えだ。

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政府は2011年、「2011~20年の観光開発国家プログラム」を策定した。同プログラムには200を超えるプロジェクトが盛り込まれているが、最も重要なプロジェトはカスピ海沿岸の観光リゾート都市アワザの開発だ。ベルディムハメドフ大統領の肝いりで2007年に設立されたこのリゾート都市には、20年までに50億米ドルが投じられ、最大で60軒のホテルが建設される予定となっている。アワザは観光特区に指定されており、投資家は付加価値税や売上税、固定資産税などが最長15年間免除される。アワザには今後、水族館やスキー場が建設される計画で、オールシーズン楽しめるリゾートへと発展することが期待されている。

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アワザ以外の主な観光開発事業としては、マル、ダショグズで大型高級ホテルの建設が計画されているほか、古代遺跡があるメルブ、ニサ、キョネ・ウルゲンチを通る観光ルートを開発する計画も検討されている。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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