中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2013/10/23

総合・マクロ

中東欧の景況感指数が上昇、期待指数はやや低下

この記事の要約

ドイツの欧州経済研究所(ZEW)とオーストリアのエルステ銀行が共同でまとめた10月の中東欧・トルコ銀行景況感指数は11.1となり、前月に比べて11ポイント上昇した。一方で期待指数は1.1ポイント減の34.6ポイントにやや […]

ドイツの欧州経済研究所(ZEW)とオーストリアのエルステ銀行が共同でまとめた10月の中東欧・トルコ銀行景況感指数は11.1となり、前月に比べて11ポイント上昇した。一方で期待指数は1.1ポイント減の34.6ポイントにやや悪化した。全体的には景気は安定傾向を維持している。

\

今後6カ月の景気動向を予想する期待指数は、ルーマニア(18.3ポイント増)とトルコ(5.8ポイント増)、ポーランド(0.1ポイント増)を除く7カ国で低下した。

\

中東欧・トルコ銀行景況感指数は、ZEWと墺エルステ銀がブルガリア、クロアチア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、セルビア、スロバキア、スロベニア、トルコの10カ国を対象に、各国の金融市場専門家の景況判断を集計して毎月発表している。

\