スロベニア後発医薬品メーカーのクルカが14日発表した2013年1-9月期決算の営業利益(EBITベース)は1億6,700万ユーロとなり、前年同期比で21%増加した。東欧地域が好調でけん引した。売り得挙げ高は5%増の8億5,780万ユーロ、最終利益は12%増の1億2,490万ユーロだった。
\地域別の売上高は、主軸の東欧が24増の2億9,730万ユーロに拡大し、売上全体に占めるシェアは29.4%から34.7%に拡大した。一方、東欧以外の地域では軒並み苦戦し、中欧は1%減の2億400万ユーロ、西欧は2%減の1億9,300万ユーロ、南東欧は4%減の9,900万ユーロ、本拠地スロベニアは6%減の6,500万ユーロに後退した。
\2013年通期の売上高は12億ユーロに達する見通しで、純利益も前年をやや上回る1億5,980万ユーロになると予想される。
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