ハンガリー鉄鋼最大手ISDドゥナフェルが人員削減を開始した。その規模は400人で、8月に発表した1,500人を大きく下回る。
\同社は今年8月、従業員5,000人のうち1,500人をカットすると発表した。政府は雇用維持に向けて同社の買収を検討していたが、経営陣との交渉を受けて今月7日に買収しないことを明らかにしていた。他の方法で同社を支援していく方向だ。
\ISDドゥナフェルはウクライナのドンバス産業連合(ISD)の子会社。ISDは2008年以来、利益を出していない。(東欧経済ニュース8月18日号「政府、経営難の鉄鋼大手買収へ」、8月21日号「鉄鋼大手ISDドゥナフェル、1500人雇用削減」を参照)
\