市場調査会社PMRマーケットリサーチがこのほど発表したポーランド鉄道建設市場の動向に関するリポートによると、2014年の市場規模は前年の1.3倍の51億ズロチに拡大し、過去最高を記録する見通しだ。EUから14~20年に計100億ユーロの補助金が交付されるほか、新線整備プロジェクト(総工費150億ズロチ)が控えていることが大きい。
ポーランドは15年も欧州連合(EU)助成を受けた複数の建設プロジェクトの完成を控えており、PMRは14年に続き市場が成長すると予測している。
ズジェブロ(Zdzieblo)地方開発・インフラ相によると、ポーランド国鉄は2020年までに鉄道インフラ刷新・補修や新車両調達などの鉄道プロジェクトで計586億ズロチを投資する計画という。
(1PLN=33.53JPY)