2014/3/5

ハンガリー

失業率、5年ぶりに9%割り込む

この記事の要約

ハンガリー中央統計局(KSH)が2月26日発表した2013年11月-14年1月期の失業率は8.9%となり、前年同期比で2.3ポイント、前期(10-12月)から0.2ポイント低下した。9%を割り込んだのは5年ぶり。失業者数 […]

ハンガリー中央統計局(KSH)が2月26日発表した2013年11月-14年1月期の失業率は8.9%となり、前年同期比で2.3ポイント、前期(10-12月)から0.2ポイント低下した。9%を割り込んだのは5年ぶり。失業者数は39万3,000人で、1年前から9万4,000人減少した。失業率の改善には引き続き公共雇用支援策の貢献が大きい。

年齢別に見ると、働き盛り世代の25~54歳が2.4ポイント減の7.9%、55~64歳の高年齢層が0.8ポイント減の6.8%だった。15~24歳の若年層も4.2ポイント減の24.2%に低下。13年1-3月期に過去最高の30.5%をつけた後、徐々に改善に向かっている。性別失業率は男性が2.9ポイント減の8.6%、女性が1.6%減の9.2%だった。

平均失業期間は19.3カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の53.6%を占めた。労働局の発表によると、1月末時点の求職者数は43万7,000人で、1年前に比べ32.6%減少した。

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