2014/3/12

ロシア

GAZ、モスクワの公共輸送に1615台のバス供給

この記事の要約

ロシアの自動車大手GAZグループは2月27日、傘下のバス製造会社LIAZがモスクワ地区最大の公共交通機関であるモストランスアフトからバス1,615台を受注したと発表した。受注規模は総額で90億ルーブルを超える。モスクワ地 […]

ロシアの自動車大手GAZグループは2月27日、傘下のバス製造会社LIAZがモスクワ地区最大の公共交通機関であるモストランスアフトからバス1,615台を受注したと発表した。受注規模は総額で90億ルーブルを超える。モスクワ地区のバスをハイテクバスに刷新する措置の一環として、2014~16年にかけて段階的に納車する。

LIAZが供給するのは欧州連合(EU)の排ガス規制「ユーロ4」又は「ユーロ5」の基準をクリアした低床式の中・大型バス。新型ディーゼルエンジン「YAMZ-530」シリーズを搭載するほか、世界市場で事業展開する独ZFフリードリヒスハーフェンなどの部品を採用している。また、高性能な空調システムや走行速度などの運行データを自動的に記録するデジタルタコグラフも装備している。

バスは2014年に455台、15年に593台、16年に567台の3回に分けて納車される。(1RUB=2.82JPY)