2014/4/30

ポーランド

欧州委員会、ドイツテレコムによるGTSセントラル・ヨーロッパの買収を承認

この記事の要約

ドイツテレコムは15日、電気通信会社GTSセントラル・ヨーロッパ(本社:ワルシャワ)を買収する計画が欧州委員会から承認されたと発表した。ドイツテレコムは昨年11月に同買収を発表していた。今回欧州委のゴーサインが出たことで […]

ドイツテレコムは15日、電気通信会社GTSセントラル・ヨーロッパ(本社:ワルシャワ)を買収する計画が欧州委員会から承認されたと発表した。ドイツテレコムは昨年11月に同買収を発表していた。今回欧州委のゴーサインが出たことで、今後数週間のうちに手続きが完了する見通し。ドイツテレコムによると、GTSの持ち分を売却するのは、コロンビア・キャピタル、ハーバーベスト・パートナーズ、イノバ・キャピタル、M/Cパートナーズで構成されるプライベートエクイティ投資会社のコンソーシアム。

欧州地域と技術を担当するネマット取締役は「買収手続きをまもなく完了し、GTSの統合に着手できることを嬉しく思う。今回の買収は、汎欧州のネットワークを構築するという当社の戦略と完全に合致するもので、企業や多国籍顧客に対するわれわれの地位を強化することにつながる。また、全てのホールセール顧客に対し、競争力のある高品質なサービスを提供することが可能となる」と述べた。