中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2014/4/30

チェコ・スロバキア

米アマゾン、チェコ拠点設置を再検討

この記事の要約

米通販大手のアマゾンがチェコ・ブルノに物流センターを建設する可能性を再検討している。ソボトカ首相の要請を受けたもので、2カ月以内に結論を出す。首相が23日、明らかにした。アマゾンはブルノ市議会が3度、用地売却を見送ったこ […]

米通販大手のアマゾンがチェコ・ブルノに物流センターを建設する可能性を再検討している。ソボトカ首相の要請を受けたもので、2カ月以内に結論を出す。首相が23日、明らかにした。アマゾンはブルノ市議会が3度、用地売却を見送ったことを受けて、今月初めに計画取りやめを発表していた。

当初の計画によると、アマゾンはブルノ郊外に27億コルナ(9,854万ユーロ)を投じて、市有地に面積9万5,000平方メートルの倉庫を建設する。雇用創出規模は1,500人。

一方、やはりアマゾンが拠点設置を予定しているプラハ近郊のドブロヴィツでは計画が順調に進み、近く着工する見通しだ。(東欧経済ニュース3月26日号「米アマゾン、チェコの物流拠点設置撤回へ」を参照)