2014/5/21

ポーランド

PGNiGとロトス、ノルウェーでの資源開発で提携

この記事の要約

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)とポーランド2位の石油会社であるグルーパ・ロトスは、ノルウェーでの資源開発事業で提携する。両社は12日、子会社であるPGNiGアップストリーム・インターナショナルとロトス・エクス […]

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)とポーランド2位の石油会社であるグルーパ・ロトスは、ノルウェーでの資源開発事業で提携する。両社は12日、子会社であるPGNiGアップストリーム・インターナショナルとロトス・エクスプロレーション&プロダクション・ノルゲが、ノルウェー領大陸棚の資源開発事業で協力することで基本合意したと発表した。資源開発プロジェクト獲得の可能性を検討するほか、ノルウェー石油エネルギー省が実施する開発ライセンス入札に共同で参加する。

PGNiGアップストリーム・インターナショナルはノルウェー大陸棚で14件の権益を保有している。昨年は原油30万トンと天然ガス3億5,000万立方メートルを生産した。一方、ロトス・エクスプロレーション&プロダクション・ノルゲも昨年、ノルウェー大陸棚で14件の権益を取得し、今後2年間でさらなる権益取得を計画している。PGNiGのザウィシャ取締役会会長は、「両社の関係が相互に利益をもたらし、ともにノルウェー大陸棚における事業で一段と足場を固めることができると期待している」とのコメントを発表した。