2014/5/21

チェコ・スロバキア

独コンティネンタル、チェコに研究開発センターを開設

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルは9日、チェコ東部のオストラバにセンサー&アクチュエータ(S&A)事業の新研究開発センターを開設したと発表した。同事業の今後の成長を見込んだ措置で、オストラバから南へ約40キロ […]

独自動車部品大手のコンティネンタルは9日、チェコ東部のオストラバにセンサー&アクチュエータ(S&A)事業の新研究開発センターを開設したと発表した。同事業の今後の成長を見込んだ措置で、オストラバから南へ約40キロメートルのフレンシュタートにあった開発センターを移転した。

新研究開発センターの床面積は5,000平方メートルで、既存のオフィス棟に実験施設と作業場を新たに建設した。4月にすでに大部分の従業員がオストラバに移動しており、残りの従業員も7月までに段階的に移る。移転が完了すると従業員数は約160人になる。中期的に人員を200人に引き上げる計画。新センターでは最大250人の収容スペースを確保しているという。

同事業分野の製品はエンジンの燃費改善や排ガス低減に寄与するもので、フレンシュタートの工場でも生産能力を増強する計画という。新開発センターは同事業の世界研究開発拠点となる。