2014/5/28

ハンガリー

ハンガリー石油最大手MOL、カザフスタンで油田発見

この記事の要約

ハンガリー石油最大手のMOLは26日、カザフスタン西部で新たな油田を発見したと発表した。地元のカズムナイガス(KMG)および米ファースト・インターナショナル・オイルと共同で探査を進めていたもので、良質の軽質油と天然ガスの […]

ハンガリー石油最大手のMOLは26日、カザフスタン西部で新たな油田を発見したと発表した。地元のカズムナイガス(KMG)および米ファースト・インターナショナル・オイルと共同で探査を進めていたもので、良質の軽質油と天然ガスの産出を確認したという。これにより、MOLの資源保有量が拡大する。

今回、十分な産出量が確認されたのは、ロズコフ油田フェドロフ鉱区の評価井(U-24)だ。計測された原油の最大流出量は日量190万バレル、天然ガスは日量600万立方フィート(100万原油換算バレル)に達した。

フェドロフ鉱区開発事業の権益配分は、KMGが50%、MOLが27.5%、ファースト・インターナショナル・オイルが22.5%。KMGによると、2017年の生産開始が計画されている。

MOLは2012年以来、生産量が減っている。減少を食い止め、増加に転換させる上で、カザフスタン事業は重要な位置を占める。