2014/5/28

ハンガリー

ハンガリー警察庁、車両1225台を調達

この記事の要約

ハンガリー警察庁(ORFK)はこのほど、車両1,225台の公共調達で入札条件を公示した。入札は2件に分けて実施し、発注規模は合計で数億フォリントに上るとみられる。地元メディア報道によると、独ダイムラーの受注が有力視される […]

ハンガリー警察庁(ORFK)はこのほど、車両1,225台の公共調達で入札条件を公示した。入札は2件に分けて実施し、発注規模は合計で数億フォリントに上るとみられる。地元メディア報道によると、独ダイムラーの受注が有力視される。

1件めは、巡回・出動用車両750台(5ドア乗用車、小型バン、トラック)が対象となる。5年あるいは走行距離20万キロまでの保守・修理業務を含む。保守料金は月払いの一律制となる。

2件めは捜査用車両475台(4ドア・5ドア乗用車、ステーションワゴン)が対象で、ほとんどの車両に回転灯の装備が求められる。幅広い保守業務を含む。

発注規模については未公表だが、過去の例から数億フォリントと推測されている。2012年に1,750台の入札が実施された際には、オペル・サウスイースト・ヨーロッパ、自動車販売店のシラー・アウトーハーズ、ポルシェ・ハンガリアが68億フォリント(2,240万ユーロ)で共同受注した。

地元メディア報道によると、今回は独ダイムラーが少なくとも部分的に落札する可能性が強い。その場合、国内のケチュケメート工場で生産する「Bクラス」と「CLAクラス」を主に納入することになるもようだ。