韓国の自動車部品大手、現代モービスは、チェコ北東部オストラバにヘッドランプの工場を建設する計画だ。現地CTK通信が6月25日、オストラバ市当局の情報として伝えた。
新工場は、オストラバのモスノフ工業団地に建設される。市当局によると、すでに同工業団地への投資計画および18ヘクタールの敷地の売却契約を承認したという。投資額は約25億コルナを見込む。雇用規模は900人で、2016年までに生産を開始する。
オストラバ市のボイコフスカ報道官によると、市は今後現代モービスと工場建設に関する協議を続け、9月に基本合意に調印する見通し。
オストラバが属するモラヴィア・スレスコ州の失業率は10%と、国内平均の8.5%を上回っており、現代モービスの投資は失業改善に貢献すると期待されている。