2014/7/9

ポーランド

仏アルストム、ポーランドで風力タービンを初受注

この記事の要約

仏重電大手アルストムは6月27日、ポーランドの再生可能エネルギー企業PGEエネルギア・オドナビアルナ(PGE EO)から風力タービンを受注したと発表した。PGE EOが北部コパニエボで手がける風力発電プロジェクト「ロトニ […]

仏重電大手アルストムは6月27日、ポーランドの再生可能エネルギー企業PGEエネルギア・オドナビアルナ(PGE EO)から風力タービンを受注したと発表した。PGE EOが北部コパニエボで手がける風力発電プロジェクト「ロトニスコ90MW」向けに30基、90メガワット(MW)分のタービンを供給するもので、受注額は8,000万ユーロ。アルストムにとってポーランドでは初の風力タービン受注となる。

契約には「ECO110 3MW」タイプの風力タービン 、直径100メートルのローター、90メートルのスチールタワー、SCADA遠隔制御システムの設置、試運転に加えて2年間の運転・保守業務が含まれる。

ロトニスコ90MWはポーランド最大級の風力発電プロジェクト。PGEは2016年までに風力発電の設備容量を234MWに拡大することを目標に掲げている。