2014/8/6

チェコ・スロバキア

7月のスロバキア景況感102.8、11年6月以降で最高

この記事の要約

スロバキア統計局が7月29日発表した2014年7月の景況感指数(ESI)は前月を2ポイント上回る102.8となり、11年6月(103.6)以来の高水準まで改善した。 景況感を産業別に見ると、鉱工業は前月のマイナス3.4か […]

スロバキア統計局が7月29日発表した2014年7月の景況感指数(ESI)は前月を2ポイント上回る102.8となり、11年6月(103.6)以来の高水準まで改善した。

景況感を産業別に見ると、鉱工業は前月のマイナス3.4からプラス3.7に好転し、13年10月以来の高水準に回復した。サービス業は0.7ポイント上昇の23.7で、5カ月連続で改善。建設業もマイナス34.5と、なお低水準にあるものの前月を4.5ポイント上回った。一方、流通業は10.3で、0.7ポイント低下した。

消費者景況感指数は1.7ポイント上昇のマイナス9.9。08年10月以来の高水準となった。前月に比べ景気回復への期待や貯蓄意欲が高まった半面、雇用への不安はやや強まった。