2014/8/20

チェコ・スロバキア

独機械製造アルブルク、チェコ工場を拡張

この記事の要約

ドイツの射出成型機械メーカーアルブルクは7月半ば、チェコ第2の都市ブルノにあるテクノロジーセンターの拡張工事に着手した。同社は顧客の希望に応じたオーダーメードシステムの受注が好調なため、今後の需要拡大に対応できる生産体制 […]

ドイツの射出成型機械メーカーアルブルクは7月半ば、チェコ第2の都市ブルノにあるテクノロジーセンターの拡張工事に着手した。同社は顧客の希望に応じたオーダーメードシステムの受注が好調なため、今後の需要拡大に対応できる生産体制を整備する。2015年初めの完成を見込む。

センターの施設面積は現状の約5割増の1,600平方メートルに拡張される。拡張後はオートメーション式セル生産システムの組み立て、試験、最適化作業を3基並行して行えるようになるため、納品期間を短縮できる。また、最新オートメーション技術の実用例を顧客に紹介する場としても活用する。

アルブルクは2005年、オートメーションシステム事業でチェコとスロバキアに進出した。注力するオーダーメード・トータル生産システムのターンキーシステム事業は地元会社と提携して展開する。同事業は年成長率が10~15%と急成長を遂げている。