2014/8/20

コーヒーブレイク

外国人狙いのぼったくりにご注意~チェコ

この記事の要約

チェコの首都プラハ。モルダウ川の両岸に広がる美しい町並みに魅せられ、多くの人が訪れる大観光都市だ。しかし、休憩に入ったカフェで代金を払う段になると、その浮かれ気分にも水を差されるかもしれない。 チェコ市場監視局(COI) […]

チェコの首都プラハ。モルダウ川の両岸に広がる美しい町並みに魅せられ、多くの人が訪れる大観光都市だ。しかし、休憩に入ったカフェで代金を払う段になると、その浮かれ気分にも水を差されるかもしれない。

チェコ市場監視局(COI)がプラハの飲食店13件を覆面調査したところ、なんと8件で英語を話す調査員には5~15%のサービス料金が請求された。同時に入店したチェコ語の調査員には一切追加料金がなかったという。

チェコでは客が自らチップを渡すことはあっても、「サービス料」の支払いを求められることはまずない。また、飲食店は法律上、注文する時点で支払う代金の総額が客に分かるようにする義務がある。これに違反すれば行政処分の対象となり、罰金が科せられる。

COIでは観光客が多く訪れる飲食店を中心に、調査を継続する方針だ。