2014/8/27

ロシア

フォード・ソレルス、「フィエスタ」をロシアで現地生産

この記事の要約

米自動車大手フォードのロシア合弁会社、フォード・ソレルスは18日夕、新型「フィエスタ」のロシア現地生産に向けて1億5,000万米ドル(1億1,200万ユーロ)を投資すると発表した。 タタルスタン共和国ナーベレジヌイェ・チ […]

米自動車大手フォードのロシア合弁会社、フォード・ソレルスは18日夕、新型「フィエスタ」のロシア現地生産に向けて1億5,000万米ドル(1億1,200万ユーロ)を投資すると発表した。

タタルスタン共和国ナーベレジヌイェ・チェルヌイ工場で体制を整え、来年に生産を開始する。年11万5,000台を出荷する計画だ。同工場ではこの秋、小型クロスオーバーSUV「エコスポーツ」の製造も始まる。

ロシアでは、ウクライナ紛争に関連する欧米諸国の対ロシア制裁を受け、政府が欧米からの自動車禁輸を検討していると報じられたばかり。現地生産車はこの措置の対象とならないため、禁輸が実行された場合、ロシアに生産拠点を持っているかどうかが自動車メーカーにとって大きな意味をもつことになる。(東欧経済ニュース8月20日号「●ロシア政府、自動車禁輸も検討」を参照)