2014/9/3

ロシア

日産、ロシアでハイブリッド車を現地生産

この記事の要約

日産自動車は8月27日から開催しているモスクワ国際モーターショーで、ロシアで現地生産するSUV「パスファインダー」のハイブリッド車やセダン「セントラ」の新モデルなどを発表した。「パスファインダー」は日産がロシアで生産する […]

日産自動車は8月27日から開催しているモスクワ国際モーターショーで、ロシアで現地生産するSUV「パスファインダー」のハイブリッド車やセダン「セントラ」の新モデルなどを発表した。「パスファインダー」は日産がロシアで生産する初めてのハイブリッド車となる。

「パスファインダー」のハイブリッド車はサンクトペテルブルグ工場で生産する。同工場では「ティアナ」「エクストレイル」「ムラーノ」を生産しており、2015年には「キャシュカイ」の生産も加わる。

「セントラ」は提携先のロシア自動車最大手アフトワズのイジェフスク工場で生産する。アフトワズはトリヤッチ工場ですでに日産「アルメーラ」とダットサン「on‐DO(オン‐ドー)」を生産している。来年初めまでにダットサンの新モデル「mi‐DO(ミ‐ドー)」の生産も開始する予定。

日産は2013年にロシアで14万6,319台を販売し、市場シェアを5.3%とした。今後3年以内に市場シェアを10%に拡大するとともに、ロシア市場で販売するモデルの90%を現地生産することを目指している。

サンクトペテルブルグ工場では2013年に4万7,000台(「ティアナ」「エクストレイル」「ムラーノ」)を生産した。