ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.2%上昇した。物価上昇は3カ月連続で、上げ幅は7月の0.1%を上回った。
項目別にみると、政府主導による公益料金引き下げで、エネルギー価格が前年同月比で12%と大きく低下した。食品は0.1%低下。アルコール飲料・たばこは、たばこ価格の引き上げを背景に6.4%上昇した。
耐久消費財と、車両用燃料などの製品は、それぞれ0.2%低下した。サービスは2.7%上昇した。
価格の変動が激しい燃料と食品を除いた基礎インフレ率は2.5%上昇した。前月は2.6%の上昇だった。