2014/9/17

チェコ・スロバキア

ティッセンクルップチェコ子会社、プラハ新拠点に本社・倉庫を移転

この記事の要約

独鉄鋼大手ティッセンクルップは11日、マテリアルサービス事業のチェコ子会社ティッセンクルップ・フェロスタ(ThssenKrupp Ferrosta)が同国のリンホレツとフラデツ・クラーロベーで展開している倉庫4カ所をプラ […]

独鉄鋼大手ティッセンクルップは11日、マテリアルサービス事業のチェコ子会社ティッセンクルップ・フェロスタ(ThssenKrupp Ferrosta)が同国のリンホレツとフラデツ・クラーロベーで展開している倉庫4カ所をプラハの新拠点に集約したと発表した。また、以前からプラハにあった同子会社の本社も、よりプラハ中心部に近い同拠点に移管して本社機能と倉庫業務を1カ所に集めた。

新拠点の面積は13万5, 000平方メートル。材料を顧客の注文に応じて切断したりする加工スペースと倉庫のほか、最新式の物流センターも設けた。また、パイプとチューブの製品ラインアップを拡充し、自動車向けサービスセンターの設備も増強した。

ティッセンクルップ・フェロスタは、圧延鋼材やパイプ・チューブ製品、ステンレス鋼、非鉄金属製品などを供給しており、切断などの加工作業にも対応している。

今回の移転では、本社機能と倉庫を一カ所に集めたことで輸送の時間や手間を省くことができるようになったほか、設備の刷新などにより作業効率も改善した。