2014/10/1

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

トルコ消費者景況感が改善

この記事の要約

トルコ国家統計局(TUIK)が29日発表した9月の消費者景況感指数(CCI)は74ポイントとなり、前月から0.8ポイント改善した。 構成指数をみると、今後12カ月の景気動向を予測する経済見通し指数は2.3ポイント増の10 […]

トルコ国家統計局(TUIK)が29日発表した9月の消費者景況感指数(CCI)は74ポイントとなり、前月から0.8ポイント改善した。

構成指数をみると、今後12カ月の景気動向を予測する経済見通し指数は2.3ポイント増の102.1ポイント、雇用指数は1ポイント増の78.7ポイントに上昇した。貯蓄指数も0.9ポイント増の23.9ポイントに改善した。

一方で今後12カ月の家計収入を予測する所得見通し指数は2.3ポイント減の91.2ポイントに悪化した。

CCIは消費者の感じる収入の安定性を測るもので、経済動向をみる重要な指標の一つ。1~200の指数値で表わされ、100を超えると楽観的、100を下回ると悲観的な見通しを示す。