2014/10/8

総合・マクロ

省エネ・再可エネ投資、150億ユーロを達成=欧州復興開発銀

この記事の要約

中東欧・CIS諸国を中心に支援を行う欧州復興開発銀行(EBRD)は9月29日、「持続可能エネルギーイニシアティブ」に基づいて実施された融資が累計150億ユーロに達したと発表した。2006年に開始された同イニシアティブはこ […]

中東欧・CIS諸国を中心に支援を行う欧州復興開発銀行(EBRD)は9月29日、「持続可能エネルギーイニシアティブ」に基づいて実施された融資が累計150億ユーロに達したと発表した。2006年に開始された同イニシアティブはこれまでに850以上のプロジェクトを支援してきた。

持続可能なエネルギーに関連したプロジェクト融資は現在EBRDの年間融資総額の3分の1を占めており、国際金融機関中最大規模。同行は、2012年にリオデジャネイロで開催された「国連・持続可能な開発会議」(リオ+20)で約束した金額80億ドルを上回る融資実績を達成したとしている。

EBRDはエネルギー効率向上に関連した民間金融機関への融資を今後3年間で50億ドル増額する予定だ。