2014/11/19

ハンガリー

10月CPIマイナス0.4%、2カ月連続で下落

この記事の要約

ハンガリー中央統計局(KSH)が11 日発表した10 月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.4%下落した。公益料金の大幅引き下げを追い風に、物価上昇率は年初からゼロ近くを推移しており、9月の0.5%下落に続きマイ […]

ハンガリー中央統計局(KSH)が11 日発表した10 月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.4%下落した。公益料金の大幅引き下げを追い風に、物価上昇率は年初からゼロ近くを推移しており、9月の0.5%下落に続きマイナスとなった。

項目別に見ると、電気・ガス・その他の燃料が14.1%の大幅下落となったほか、靴・衣料品も0.7%下落。一方、アルコール飲料・たばこ製品は3.7%、サービス価格は1.7%上昇した。価格変動の激しい食品・エネルギーを除いた基礎インフレ率は1.5%だった。

1-10月期のCPI上昇率は前年同期比でマイナス0.1%。中銀は今年のインフレ率がゼロ近辺との予測に立ち、政策金利を7月以降、過去最低の2.10%に据え置いている。